トゲオイグアナってどんなトカゲ(知らないといけない生態と特徴)

トゲオイグアナは、その独特な見た目と、大きく成長する姿が魅力的なため、トゲオイグアナの愛好家から注目されています。

 分類

爬虫綱有鱗目イグアナ科トゲオイグアナ属

種類

学名和名英名
Ctenosaura acanthura モトイトゲオイグアナMexican spiny-tailed iguana
Ctenosaura bakeri ベイカートゲオイグアナ Baker’s spinytail iguana
Ctenosaura clarki クラークトゲオイグアナBalsas armed lizard
Ctenosaura conspicuosa サンエステバントゲオイグアナ San Esteban spinytail iguana
Ctenosaura flavidorsalis キマダラトゲオイグアナ yellow-backed spiny-tailed iguana
Ctenosaura hemilopha トギレトゲオイグアナ Baja California spiny-tailed iguana
Ctenosaura macrolopha ソノラトゲオイグアナ Sonoran spiny-tailed iguana
Ctenosaura melanosterna クロムネトゲオイグアナ black-chested spiny-tailed iguana
Ctenosaura nolascensis ノアスコトゲオイグアナ Nolasco spiny-tailed iguana
Ctenosaura oaxacana オアハカトゲオイグアナ Oaxacan spiny-tailed iguana
Ctenosaura oedirhina ハナブトトゲオイグアナ Roatán spiny-tailed iguana
Ctenosaura palearis ノドダレトゲオイグアナ Motagua spiny-tailed iguana
Ctenosaura pectinata クシトゲオイグアナ western spiny-tailed iguana
Ctenosaura quinquecarinata スベノドトゲオイグアナ club tail iguana
Ctenosaura similis ツナギトゲオイグアナ black iguana
表:トゲオイグアナの種類

ツナギトゲオイグアナ

大型種で、黒い帯模様が入ることがあります。

スベノドトゲオイグアナ

比較的小型で、オスは明るい体色になることがあります。

クシトゲオイグアナ

背中のトサカが特徴的で、種類によって生態が異なります。

パンダトゲオイグアナ

パンダトゲオイグアナとは、クシトゲオイグアナの地域変異個体で、白と黒のモノトーンの模様が特徴的なトゲオイグアナの通称です。白黒まだら模様の個体を見極め、希少性からペットとして人気があります。 この体色は品種ではなく、野生での体色で、成長とともに色が変わることもあり、最大値100cm程度になる大型種類です。

サンエステバントゲオイグアナ

頭のクレストが途切れているのが特徴で、大型になります。 

生態

分布

エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、ニカラグア、パナマ、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコ

行動

 日常中に活動し、樹上や岩場などで生活します。素早い動きで外敵から身を守り、尾は防御に使われます。

食性

主に雑食性ですが、成体は植物食傾向が強い(草食性)種が多いです。幼体は昆虫などの動物質をより多く摂取します。

身体

全長

種によりますが、最大で全長1.5mに達する大型種もいます。

寿命

寿命は15~20年と比較的長いです。

性格

トゲオイグアナの性格は種類や個体差が大きく、一般的には警戒心が強く神経質ですが、幼体から愛情を持って接すれば穏やかで人懐っこくなる傾向があります。特に繁殖期には気性が荒くなることがあり、ハンドリングには注意が必要で、無理に触らず観察を楽しむタイプもいますが、慣れさせれば爪切りなどもスムーズにできるようになります。

特徴

イグアナ科の中でも、特に尾に並ぶ棘状の鱗が発達していることが名前の由来であり、識別点となっています。

和名・英名(Spiny-tailed Iguana)の通り、尾に目立つ棘状の硬い鱗が並んでいます。これは防御や威嚇に用いられます。以前は別属スネトゲイグアナ属Enyaliosaurusとされていた小型種は名前の通り脛の部分にも棘状の鱗が並んでいます。

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この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。