◎モニタートカゲってどんなトカゲ(知らないといけない生態と特徴)

オオトカゲ

オオトカゲはオオトカゲ科オオトカゲ属に属するモニタートカゲは、その知能の高さ、恐竜を彷彿とさせる外見、そして力強い生態によって、多くの愛好家を魅了し続けています。日本でのモニタートカゲ飼育は、かつての特殊なマニアによるものから、現在では適切な飼育器具の開発や情報の普及に伴い、より一般的な趣味へと拡大しています。

法的飼育規制

オオトカゲは開発による生息地の破壊や、皮革目的の乱獲などにより生息数が減少している種もおり、ワシントン条約発効時の1975年からオオトカゲ属単位でワシントン条約附属書IIに掲載されています。日本では動物愛護法の改正によりハナブトオオトカゲとコモドオオトカゲが特定動物に指定されており、個人でのペット飼育は不可になり、公共施設などでの飼育では地方自治体の許可が必要になっています。

流通種

オオトカゲ(Varanus)属は、現在約80種以上が認められており、アフリカ大陸、アジア、オセアニアの熱帯から温帯域にかけて広範に分布しています。分類学的には、Merrem(1820年)によって定義された単一の属であるVaranusに集約されていますが、系統学的な距離や生態的差異に基づき、複数の亜属に細分化されています。日本国内のペット市場においては、成体サイズ、色彩、そして飼育のしやすさに基づき、特定の種が主流となっています。

亜属主要な種類生息域生態
ナイルオオトカゲ亜属 Polydaedalus サバンナモニター(V. exanthematicus)アフリカ地表棲/乾燥地
ナイルオオトカゲ亜属 Polydaedalus ナイルオオトカゲ()
Nile Monitor
ミズオオトカゲ亜属 Soterosaurus –ミズオオトカゲ(V. salvator)) Common water monitorアジア半水棲
キイロオオトカゲ亜属 Empagusiaザラクビオオトカゲ( Varanus rudicollis)
Euprepiosaurusコガネオオトカゲ(V. melinus)インドネシア半樹上棲
Hapturosaurusエメラルドツリーモニター(V. prasinus)ニューギニア樹上棲
Odatriaリッジテールモニター(V. acanthurus)オーストラリア地表・岩棲
Empagusiaデュメリルモニター(V. dumerilii)東南アジア森林棲
表:オオトカゲの代表的な飼育種

サバンナモニター Varanus exanthematicus

日本のペットショップにおいて最も一般的に目にするオオトカゲです。安価で入手しやすいことから初心者の入門種として扱われることが多いです。サバンナオオトカゲはペット取引で最も一般的なオオトカゲ種であり、生きたオオトカゲの国際取引全体のほぼ半分を占めています

分布

アフリカのサハラ砂漠以南(ウガンダ、エチオピア南西部、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア北西部、コートジボワール、コンゴ共和国北部、シエラレオネ、赤道ギニア、セネガル、スーダン南部、チャド南部、中央アフリカ共和国、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール南部、ブルキナファソ、ベナン、モーリタニア南部、マリ共和国南部、リベリア)に広く分布し、サバンナや開けた森林、岩場に生息しています。

身体

最大全長約120cmとアフリカ大陸に分布するオオトカゲの構成種では最小種で、飼育下では80〜100cm程のことが多いです。

生態

雨季には活発に採食を行い、乾季には休眠に近い状態で過ごすという季節的なリズムを持っています。和名や英名の通りサバンナに生息し、主に雨季に活動し、乾季になると地面に空いた穴や他の動物の巣穴などで休眠します。

食性

食性は動物食で、昆虫(バッタや甲虫の幼虫)、多足類(ヤスデやムカデ)、サソリ、カタツムリやカエルなどを食べていますが、成長に伴い小型哺乳類や鳥類も口にする機会が増えてきます。成体は死肉を見つけた場合も食べることがあります。

体形

他のオオトカゲに比べてずんぐりとした体型にあり、頭部が三角形と幅広く、吻端が丸みを帯びています。この形態は、地表での掘削行動や、硬い獲物を噛み砕く力強い顎の発達に関連しています。鼻孔から眼、耳孔にかけての隆起が顕著になることも特徴です。

体色

体色は個体によって変異があり、灰褐色が基本ですが、大小の斑点や不鮮明な眼状の斑紋が入る個体もいます。尾には不明瞭な暗色のバンドが入ります。

性格

個体差があるものの、基本的に臆病な性格の個体が多いです。知能が高くしっかり飼い主を認識するようになるので、人馴れしやすいと言えます。 

性質

オオトカゲの中では比較的おとなしく、人によく慣れる個体が多いです。

特徴

後頭部から背にかけて並ぶ鱗も大型になる個体が多いです。

ミズオオトカゲ Varanus salvator

観光地トカゲ

ミズオオトカゲは、東南アジア一帯の広大な範囲に分布しており東南アジアに広く分布する、やや大型のオオトカゲです。東南アジア等を旅行した観光客が、現地でオオトカゲを見かけたという場合は、ほとんど本種であることが多いです。

分布

東南アジア一帯(インド〔アンダマン諸島〕、インドネシア、フィリピン、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ王国、中国南部、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)に棲息しています。

身体

大型個体は全長約2.5m、体重は約25kgに達します。

亜種

学名種名分布
V.s.salvator通称アジアン(基亜種)スリランカ
V.s.adamanensis通称アンダマンアイランドAndaman Islands water monitorインド(アンダマン諸島)
V.s.bivittatus通称ツーストライプ
Two-striped water monitor
インドネシア(ジャワ島、スンバ島、バリ島、フローレス島、ロンボク島)
V.s.macromaculatus インドネシア(スマトラ島、ボルネオ島)、カンボジア、シンガポール、タイ王国、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
V.s.komaini 通称コマイニタイ
V.s.marmoratus 通称マーブルフィリピンのルソン島からパラワン島
V.s.togianus 通称トギアンインドネシアのスラウェシ島
V.s.nuchalis 通称ネグロスフィリピンのネグロス島
V.s.zieglei インドネシア(オビ島)
表:ミズオオトカゲの亜種

生態

原生林やマングローブ林などの様々な環境の水辺に生息することが多く、水によく入り泳ぎや潜水も上手です。

食性

肉食性で、げっ歯類などの哺乳類、鳥類やその卵、カメ類・トカゲ・ヘビなどの爬虫類、カエル、魚類、昆虫、甲殻類、陸棲の巻貝、動物の死骸などを食べています。

体形

オオトカゲとしては標準的な体型で、胴の断面はほぼ円形です(極端に扁平ではありません)。頭部は比較的小さく、首が長いのが特徴です。吻先はややとがっています。尾は側扁(左右に平ら)しており、水中を泳ぐ際の強力な推進力を生み出しています。

体色

黒い体色に淡黄色の斑点が帯状に入ることが多いですが、亜種や地域により異なります。一般的な体色は、背面が暗褐色から黒色で黄色い小班点が散在しています。頭部は亜種や地域個体群によって色彩が異なり黒褐色一色から明黄色や白色になる個体も見られます。

性格

非常に活発で好奇心旺盛、そして知能が高いのが特徴です。温和な性格なため、人によく慣れ、飼育しやすいトカゲです。

皮革

トカゲ革の種類と特徴 流通しているトカゲ革にはいくつかの種類があり、それぞれ個性ある革素材ですが、現在では大きなサイズや柄模様の美しさからミズオオトカゲが流通の主流となっています。背部分に輪状の模様があることから、リングマークトカゲと呼ばれています。この斑紋を活かしたタイプと斑紋を除去し、仕上げたタイプのものがあ、腹部を割いて背部を活かしたものを、Belly Cut Type(ベリーカットタイプ)、背中を割いて腹部を利用するものをBack Cut Type(バックカットタイプ)といいます。主にハンドバッグ、小物、ベルト、靴等に幅広く使用されています。

ザラクビオオトカゲ Varanus rudicollis

分布

タイ、ビルマ、マレーシア、インドネシアのスマトラ島やリアウ諸島の原生林と二次熱帯雨林、マングローブ湿地に棲息しています。

身体

全長は90~120cm、最大体長は150cmに達します。

生態

野生のザラクビオオトカゲの目撃が非常に少ないため、生態も不明なことが多いです。

性格

臆病または穏やかな気質で知られており、飼育下では噛んだり尾を振り回したりすることはほとんどありません。脅かされると、逃げ出したり、排尿または排便したり、喉を膨らませたり、死んだふりをして目を閉じて壊死状態になったりします。

体型

華奢で長い体と、目立つ尖った鼻を持っています。

体色

全体的に黒色~暗灰色で、背中には黄色の縞模様、首と四肢には黄色の斑点模様が入ります。幼体は成体よりも模様が明確です。

特徴

項部鱗

成体の首に飾られた大きな尖った項部鱗を持っていることから、Rough-necked Monitorと言う名称がつきました。

鼻孔

鼻孔は吻の先端と目の前部の中間にあります。

ナイルオオトカゲ Varanus niloticus

分布

ナイル川以西のサハラ砂漠とその周辺部を除いたアフリカ大陸全土に棲息しています。アメリカのフロリダには一部が帰化しています。

生態

比較的水に対する依存性が高く、恒久的な水がある場所ならば砂漠の周辺以外は多様な環境に生息しています。

身体

全長120~220cmで、最大のものは244cmに達し、アフリカ大陸最大のオオトカゲです。

食性

動物食で、昆虫類、小型爬虫類、小動物、甲殻類、貝類、魚類、カエル、死肉などを食べています。

亜種

現在は以下の2亜種に分けられることが多いようですが、別種という説もあります。

亜種種名
V.n.niloticusコモンナイルオオトカゲ基亜種
V.n.ornatusニシキナイルオオトカゲアフリカ大陸中西
表:ナイルオオトカゲの亜種

体色

背面と四肢の地色は灰褐色から暗緑色で、小さな円形のロゼット状の黄色斑点(中央には黒っぽい小さな斑点)が多数散在しています。尾には緑がかった黄色の縞模様が入ります、幼体時は明るい黄色のバンドが多数入り、メリハリのある体色をしています。舌の色は青色ですが基亜種は色が濃く、ニシキ亜種は舌の色が薄いと言われています。喉と腹部は黄土色からクリーム色で、かすかな縞模様が見られることが多いです。

体型


尾は側扁(左右に平ら)しており、水中を泳ぐ際の強力な推進力を生み出しています。鼻孔は鼻先の高い位置にあり、水中生活に非常に適応していることを示しています。

性格

気が荒く、攻撃的で扱いにくい種類です。

ツリーモニター類 Varanus prasinus

樹上性のオオトカゲの仲間で、体の半分以上を占める長い尾を枝に巻き付け、鋭い爪で木をります。

生態

低地にある熱帯雨林に生息し、樹上棲で地上に降りることはあまりありません。

食性

動物食で、昆虫類、節足動物、爬虫類、小型鳥類、小型哺乳類等を食べています。

学名種名分布特徴
Varanus prasinusミドリホソオオトカゲ(エメラルドツリーモニター) Green tree monitor,Emerald tree monitor
インドネシア(ニューギニア島)、オーストラリア(トレス海峡諸島)、パプアニューギニア(ニューギニア島)全長70~90㎝
緑色と黒のバンド模様に覆われています。
Varanus macraeiアオホソオオトカゲ(コバルトツリーモニター)  Blue-spotted tree monitor,Blue tree monitorインドネシア(バタンタ島)全長100~120㎝
黒色や暗灰色を基調とし、大小様々な青い斑紋に覆われています。
Varanus beccariクロホソオオトカゲ(ブラックツリーモニター) Black tree monitorインドネシア(アルー諸島)90~100㎝程度
全身が黒く光沢があり、わずかな斑紋が入ります。
Varanus reisingeriモエギホソオオトカゲ(イエローツリーモニター),ワイゲオ(レッドベリー)ツリーモニター Reisinger’s tree monitor,Yellow tree monitorインドネシア(西パプア州の
ミソール島)
80~100㎝
緑みの明るい黄色に黒の縞模様が入ります。
Varanus kordensisコルデンシスツリーモニター
Kordo tree monitor
インドネシア(ビアク島)最大全長90㎝
は主に黄緑色ですが、飼育下では黄色の色素が失われ、ターコイズブルーになる個体もいます。背中には黒い網目模様入ります。
表:ツリーモニターの種類
ミドリホソオオトカゲ
アオホソオオトカゲ

特徴

樹上体形

非常に細長い四肢、鋭い爪、そして把握性(ものに巻き付けることができる)を持つ長い尾が特徴で、不安定な細い枝の上でも軽やかに移動することが可能です。

擬態

環境への擬態としての役割を果たしており、鮮やかな緑や青は森林の葉や影に溶け込みます。

性格

神経質であり、ハンドリングを好みません。

ピルビアイワオオトカゲ

ドワーフモニター類 Odatria 亜属

Odatria亜属は一般的にドワーフモニターとして知られ、 オーストラリアとインドネシアに生息する小型のオオトカゲです。日本の住宅事情において、近年最も注目を集めているのがドワーフモニターと呼ばれる小型のオオトカゲです。成体でも全長60cm程度に収まる種が多く、大型種と同じオオトカゲらしい行動や知能を、限られたスペースで楽しむことができます。

種類

学名種名分布特徴
Varanus acanthurusトゲオオオトカゲ,リッジテールモニター Spiny-tailed monitorオーストラリア北西部全長約50cm、最大全長80cm
英名や和名の通り尾は棘状の鱗で覆われます。体色は地域や個体による変異が大きく、胴体には明色の斑点や眼状斑が入ります。
Varanus storriイワヒメオオトカゲ,ストーリーモニター Storr’s Monitorオーストラリア(西オーストラリア州とノーザンテリトリー)全長約30cm
この種は性的二形性を示さず、他の多くのOdatria属の種でオスの肛門の両側に見られる棘状の鱗も、雌雄両方に見られます。
Varanus glauertiホオスジイワバオオトカゲ,キンバリーロックモニターオーストラリア(
西オーストラリア州の最北西部と
ノーザンテリトリーの北端)
最大全長約80cm
オレンジ色の斑紋が美しいです。
Varanus pilbarensisピルバライワバオオトカゲ,ピルバラロックモニター
Pilbara rock Monitor
オーストラリア北西部
全長約40cm、最大全長60cm
全身にはいるオレンジ色の斑紋や色彩主に赤みがかった体色をしており、帯状の模様が入ります。脚には黒とクリーム色の斑点が見られます。
Varanus tristis orientalisシモフリシリトゲオオトカゲ,フレックルモニター
Freckled headed monitor
オーストラリア東部
全長約60cm、最大全長80cm
全身が黒いブラックヘッドモニターの亜種で、本種はライトグレーや茶褐色をしています。
Varanus auffenbergiピーコックモニター,クジャクオオトカゲ
Auffenberg’s Monitar, Peacock monitar
インドネシアのロティ島全長約60cm
クジャクの和名が指す通り、背中と尾に鮮やかな青色の単眼(目のような斑点)が入ります。
Varanus similisシミリスモニター
Similis Monitor
Spotted tree monitor
オーストラリア(クイーンズランド州と
ノーザンテリトリー)、パプアニューギニア
全長約60cm
青みがかった黒色に白の斑紋が入ります。
Varanus timorensisチモールモニタ,ヨジリオオトカゲ
Timor Monitor
インドネシア(のチモール島、サブ島)全長約60cm
暗緑灰色からほぼ黒色で、背面には明るい金黄色、あるいは時に青みがかった斑点が入ります。
表:ドワーフモニター類のトカゲ

行動

この属は行動が多様で、陸生、樹上性、半水生の種が含まれます。多くの種は岩盤性で、岩の多い生息地と密接に関連していますが、森林を好む種もいます。

モニタートカゲの特徴

モニタートカゲは、他のトカゲ類(イグアナ科やアガマ科など)とは一線を画す、高度に進化した解剖学的・生理学的特徴を持っています。

心血管系

爬虫類の心臓は一般的に2房1室で、心室内で酸素に富む血液と乏しい血液が混合します。しかし、モニタートカゲの心臓は、哺乳類に近い機能的な4室構造をしています〔Wood et al.1978〕。モニタートカゲは他の爬虫類を圧倒する高い有酸素代謝能力を持ち、長時間にわたる活発な運動や追跡型の捕食行動を可能にしています。

知能

オオトカゲは高い知能を持つことが知られています。ノドジロオオトカゲ(V. albigularis)は数を6つまで計測できることが報告されています。ナイルオオトカゲ( V. niloticus)では数匹が協力して守りの堅いワニの巣から卵を略奪することが報告されてもいます〔Dennis et al.1999,Pianka et al.2004〕。

    呼吸

    モニタートカゲの呼吸器系は、高い代謝要求に応えるために高度に発達しています。多くのトカゲが肋間筋を使用して換気を行うため、走行中(肋間筋が運動に使われる際)には十分な換気ができなくなります。これに対し、モニタートカゲは喉ポンプ(Gular pump)と呼ばれる補助的な換気手段を有しています。これは喉の筋肉を収縮させて空気を肺に押し込む動作であり、激しい運動中であっても一定の換気量を維持することを可能にしています〔Owerkowicz et al.1999〕。このポンプを使用することで、オオトカゲは長時間の激しい運動(追跡や逃走)を可能にしています。

    舌出し

    モニタートカゲの最も特徴的な行動の一つが、頻繁な舌の出し入れになります。ヘビと同様に先端が分かれた長い舌を持っています。これは舌が捕らえた空気中の化学物質(匂い分子)は、口蓋にある小さな穴を通じてヤコブソン器官へと運ばれて、嗅覚に役立たれます。

    皮膚

    モニタートカゲの皮膚は、細かく頑丈な鱗で覆われています。多くの種において、皮膚の下に骨皮板と呼ばれる小さな骨のプレートが埋め込まれています。これは物理的な防御として機能するだけでなく、カルシウムの貯蔵庫としての役割も果たしている可能性があります。

    食性

    主に肉食で、昆虫、甲殻類、陸棲の巻貝、両生類、爬虫類、哺乳類などを食し、身体の大きさにあったものを獲物にします。陸棲の最大級のコモドドラゴンはサル、イノシシ、シカ、スイギュウを餌とし、通常サイズのオオトカゲでは、鳥類からげっ歯類、小型のトカゲやカエルを食します。ミズオオトカゲといった半水棲の種類は、積極的に水域の獲物(軟体動物や甲殻類、魚類〜水鳥)や貝類など、水域で手に入るのものなら何でも探し当てて食べようとします。その中には水域で発生、もしくは水域に集積しやすい死肉も含まれます。

    参考文献

    Dennis K、Brian G.Goannas: The Biology of Varanid Lizards. University of New South Wales Press.1999

    Pianka ER et al.Varanoid Lizards of the World. Indiana University Press.2004

    King, Dennis & Green, Brian. 1999. Goannas: The Biology of Varanid Lizards. University of New South Wales Press. p43.1999

    Owerkowicz, Tomasz; Colleen G. Farmer; James W. Hicks; Elizabeth L. Brainerd.Contribution of Gular Pumping to Lung Ventilation in Monitor Lizards. Science284 (5420): 1661–1663. 1999

    Wood SC, Johansen K, Glass ML, Maloiy GM .Aerobic Metabolism of the Lizard Varanus exanthematicus: Effects of Activity, Temperature, and Size.Journal of Comparative PhysiologyB127 (4): 331–336.1978

    この記事を書いた人

    霍野 晋吉

    霍野 晋吉

    犬猫以外のペットドクター

    1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

    犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

    「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。